賃貸物件を借りる時に、敷金や礼金、仲介手数料や初月の家賃など最初に支払わないといけないお金は多々ありますよね。
正直この初期費用は痛いですよね。できることなら安く済ませたいですよね。
仲介手数料や敷金などの値引き交渉については以下の記事でも触れていますので、そちらをご覧いただいて、今回は賃貸物件を契約するときの全体の流れと初期費用の支払いタイミングについてお話しさせていただきます。
大きい金額ですからね、支払うタイミングは分かっているに越したことないですよね。
結論から言いますと、基本的に契約を締結後に一括で支払いになります。支払い方法は仲介会社にもよりますが、大体は振り込みで、クレジット可の場合もあります。
ただし、遠方からの転勤などで郵送で契約書のやり取りを行う場合は、先にお金の振込になる可能性もあります
賃貸の契約はどんな流れ?
初期費用の支払いタイミングを説明するために、まずは賃貸物件を借りる際の基本的な流れについて、説明させていただきます。
- 賃貸物件サイトで部屋探し
- 不動産屋さんに行き内見する
- 審査申し込み
- 契約書締結 ←このタイミングで支払います
- 鍵受け渡し、入居
このような流れになります。それでは順番に説明させていただきます。
1.賃貸物件サイトでお部屋探し
とりあえず引っ越そうと思ったらまずは、賃貸物件サイトでお部屋探しするところから始めますよね。色んなサイトがありますし、掲載物件数はサイトによって変わりますので、複数のサイトを見てみるのがおすすめです。
最近増えているキャッシュバックがもらえるサイトもおすすめです。詳細はこちらの記事に書いてます。希望に合う物件があれば1万円のキャッシュバックがもらえる可能性もあります。掲載物件数も有名なサイトと遜色ないので見てみても損はないと思います。
2.不動産屋さんに行き内見する
気に入った物件があったら、必ず事前に予約をしたうえで内見に行きましょう。
仲介業者は基本的に物件の鍵を持っていません。内見の予約に合わせて管理会社から借りていますので、飛び込みで行くのではなく予約をしてから行きましょう。
また、内見で気に入ったからと言ってその不動産屋さんで即決するのはお勧めしません。複数の不動産屋さんと交渉することで、仲介手数料などの値引きを期待できます。
3.審査申し込み
入居意思を固めたら審査の申し込みをしましょう。審査申し込みは物件や契約内容によって、「入居申込書」と「保証会社への申込書」の2つが必要な場合があります。
入居申込書には、氏名・年齢・現住所等の情報から、勤務先や年収、連帯保証人の勤務先と年収などの情報を記入することになります。これを元に、大家さんや管理会社が入居させて良いかを審査します。
保証会社への申し込みとは、家賃保証会社への契約申し込みのことです。物件によっては家賃保証会社との契約が必須となっていることがあります。家賃保証会社とは、入居者が仮に家賃を払えなくなった場合に、その家賃を肩代わりしてくれる会社のことです。ただし、契約時にお金がかかります。保証会社によっては高額なので、結構痛いです。
入居審査は大体1週間程度はかかると思っておきましょう。
ちなみに値引き交渉はこの申し込みの前に、入居する意思が固いことをお伝えしながら行うのがいいでしょう。
4.契約書締結
無事審査ができたら管理会社によって契約書が作成されます。基本的に審査中にも作成が進んでいるので、審査通過と同時に契約書の方も出来上がっているということが多いです。
契約書を締結するためには、不動産屋さんに足を運ぶか、郵送でやり取りするかのどちらかです。連帯保証人の方の署名・押印(実印)も必要ですので注意が必要です。
郵送の場合、不動産屋さん→借りる人→連帯保証人→不動産屋さん という流れがスムーズです。不動産屋さんと調整しながら進めましょう。
それぞれに郵送期間がかかりますので、全体で10日間程度は見ておく必要があります。
初期費用の支払いもこのタイミングで行います。店頭で契約書を締結する場合は、その場で、郵送の場合は契約書と同封されて、請求書が渡されます。
金額、振込先、期限が記載されていますので、それに従って振り込みを行ってください。
かなりきつきつのスケジュールの場合、お金さえ振り込んでおけば契約書の締結が後回しになっても鍵を渡してくれるケースがあります。大家さんの意向次第でもありますので、ぎりぎりでの契約になりそうな場合は確認しておくといいでしょう。
5.鍵受け渡し・入居
無事契約を締結出来たら、あとは鍵を受け取って入居するだけです。
鍵の受け取りは仲介業者にて行うことがほとんどです。事前にいつ頃取りに行くかをお伝えしておきましょう。
まとめ
賃貸物件の入居までの流れは、
- 賃貸物件サイトで部屋探し
- 不動産屋さんに行き内見する
- 審査申し込み
- 契約書締結 ←このタイミングで支払います
- 鍵受け渡し、入居
このようになります。それぞれに一定期間必要ですので、余裕をもって契約手続きを進めるようにしましょう。
初期費用の支払いタイミングは、契約を締結するときです。基本的に契約したときに、請求書を渡されるので、振り込みによって一括で支払います。
ですので、それまでに初期費用に必要なお金を用意しておくようにしましょう。