賃貸物件を検索できるサイトはたくさんありますよね。
有名どころではSUUMO、CHINTAI、アパマンショップなどがありますよね。
他にもキャッシュバックがもらえるサイトも最近は出てきました。詳細はこちらの記事で説明させていただいています。
どのサイトにも共通して言えるのは、物件の条件を指定して、自分の好みの物件を探すということです。この条件は人によってまちまちですので、一概には言えません。
今回は参考までに私が検索するときに設定している条件と、なぜその条件を設定しているかを説明させていただきます。
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賃貸物件検索条件は?
賃貸物件の検索条件は皆様どのようにされているでしょうか?
私は、夫の通勤時間、専有面積の広さ、築年数で主に絞り込んでいます。
最近では子供が部屋の中で暴れまわるので、一戸建てを条件にしていましたが、そこまですると条件に合う家がぐんと減ってしまいます。
私の個人的な条件とその理由を説明させていただきます。
通勤時間
皆さん通勤時間についてどのようにお考えでしょうか?
総務省統計局の調査の結果、通勤・通学の行動者平均時間一位の都道府県は神奈川県で1時間45分、一番通勤・通学時間をかけていない都道府県は大分県で57分、全国の平均は1時間19分とのことです。(出典:「平成28年社会生活基本調査」(総務省統計局)生活時間に関する結果より引用)
大体1時間くらいかなと思っている方も多いかもしれませんね。
ただ、私の場合は通勤にかけていいと思える時間は、都市部で1時間、地方では30分と考えています。
片道1時間かけて通勤する場合と1時間30分かける場合とでは、往復で1時間も差ができてしまいます。月にすると大体22時間も差ができてしまいます。
1か月でほぼ1日分の差ができてしまうんです。通勤時間を短くするとそれだけ家族で過ごせる時間が長くなります。
この22時間をどう考えるかは人それぞれですが、我が家では多少家賃が高くなっても、家族の時間をできるだけ長くしたいと考えて、平均よりも短めに設定しています。
専有面積の広さ
次に条件にするのが専有面積の広さです。我が家は大人2人と子供3人の5人家族で、最低でも60㎡はあるようにしています。
なぜ60㎡なのかは、経験上としかいいようがないのですが、これ以上狭いと荷物を置く場所や生活面積的に窮屈になりますので、60㎡にしています。
どの程度がよいかの参考指標として、平成28年に国土交通省が出した「住生活基本計画(全国計画)」を見てみましょう。
住生活基本計画の中に、最低居住面積水準というものが出てきます。
最低居住面積水準は、世帯人数に応じて、健康で文化的な住生活を営む基礎として必要不可欠な住宅の面積に関する水準である。
その面積(住戸専用面積・壁芯)は、別紙1の住宅性能水準の基本的機能を充たすことを前提に、以下のとおりとする。
(1) 単身者 25 ㎡
(2) 2人以上の世帯 10 ㎡×世帯人数+10 ㎡注1 上記の式における世帯人数は、3歳未満の者は0.25人、3歳以上6歳未満の者は0.5 人、6歳以上10歳未満の者は0.75 人として算定する。ただし、これらにより算定された世帯人数が2人に満たない場合は2人とする。
2 世帯人数(注1の適用がある場合には適用後の世帯人数)が4人を超える場合は、上記の面積から5%を控除する。
引用元:国土交通省 平成28年住生活基本計画(全国計画)
これが健康で文化的な住生活を営むのに必要不可欠な面積ということです。
面積は壁芯面積とのことです。壁芯面積の詳細はこちらの記事で説明しています。
我が家の家族構成では、40㎡になりますね。まあこれはあくまで必要最低限度と考えた方がいいかもしれません。もちろん一人暮らしの方はもう少し狭くても大丈夫という人もいると思います。
その人の許容範囲、荷物量で最適な専有面積を見定めたいですね。我が家の場合、40㎡だとちょっときびしいかな、、、
築年数
最後が築年数です。最近ではリノベーションやリフォームが盛んにされているので、築年数だけではその物件の良し悪しが判断できなくなっています。
ただ、1つの基準として耐震性が新基準を満たしているかは確認したいところです。
耐震基準は1981年に改正され、震度6から7でも倒壊しない基準になっています。今の時代、全国どこでもこの規模の地震が起こってもおかしくありませんので、新耐震基準は満たしている必要があると考えています。
なので築年数は大体30年前後までは許容しています。もちろん明らかに古い物件などは画像や内見の時に候補から外れていきますので、実際にはそんなに古い物件に住むことにはなりません。あくまで目安として30年です。
まとめ
私が賃貸物件を調べるうえで条件にしているのが、
- 通勤時間(都市部1時間、地方30分以内)
- 専有面積(60㎡以上)
- 築年数(30年以内)
この3つです。もちろん家賃も条件になりますが、家賃は地域相場が大きく影響しますので、一概にいくらという基準は作っていません。
候補となる物件の状態と、地域相場を考えて許容できる家賃かを考えています。
もちろん皆様の生活様式によって最も合った条件というのは変わってきますので、自分に合った最適な条件を探してみてください。