暑い日が続いていますね。こんな時にはエアコンとかをガンガン使いたいですよね。
エアコンをよくつけるようになると気になるのが電気代ですよね。今回はそんな電気代と密接に関係がある物件のアンペア数についてお話したいと思います。
ちなみにうちは5人家族で30アンペアです。何アンペアがいいかはその人が一度に使う家電によって変わりますので、皆さんも自分に合ったアンペアを選ぶ必要があります。
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そもそもアンペアって何?
アンペアというのは電気が流れる量の単位です。つまりアンペアは一度に使える電気の量を表しています。アンペア容量と言ったりします。
例えば、6アンペアのエアコン、13アンペアの炊飯器、3アンペアの冷蔵庫、20アンペアのIH調理器を同時に使用したとすると必要なアンペア容量は、
6+13+3+20=42アンペア
ということになります。基本的にブレーカーのアンペア容量以上を一度に使用してしまうとブレーカーが落ちてしまいますので、この場合は42アンペア以上のアンペア数を契約する必要があります。
自分のアンペア数を知ろう!
電力会社の中には、アンペア数に応じて料金を変えている「アンペア制」を採用しているところがあります。基本的には契約アンペア容量が多ければ多いほど、料金が高くなっていきます。
例えば九州電力の従量電灯Bのプランでこちらになります。
私の今住んでいる物件はもともと50アンペアだったのを30アンペアに変更しています。それだけで月600円近い節約になります。年間で7,200円ですからかなり大きい金額ですよね。
自分の必要以上のアンペア数で契約するのは損でしかありません。家電のアンペアは取扱説明書に書いてますので、それを元に計算してみましょう。以下のページを参考に概算してみてもいいと思います。
賃貸物件のアンペア数は変更できる?
基本的にアンペア数の変更は可能です。電力会社に言えば10アンペア~60アンペアの間での変更ならば無料でやってくれます。
変更方法はブレーカーの取り替えで、部屋の中での作業になり立ち合いももちろん必要です。
無料でやってくれますが、年1回までなどの制限がある場合があります。私が住んでいる地域は九州電力エリアですが、年1回までの変更しかできません。
ですので、しっかり自分のアンペア容量を把握したうえで申し込みを行うようにしましょう。
変更の時は管理会社に言った方がいい?
集合住宅であれば管理会社に言うようにしましょう。
集合住宅の場合、全体でのアンペア数が決まっていますので、管理会社としてもそれを把握しておく必要があります。また、アパートに使われている電気の配線によって許容できるアンペア数が違う可能性もありますので、特に上げる場合は絶対に言うようにしましょう!
また、すでに集合住宅全体としての上限に達している場合は上げることができない可能性もあります。ですので、アンペア数の変更が予想できる場合は、契約前に仲介業者経由でアンペアを上げることができるかを確認しておきましょう。
下げる場合は、ダメなケースは基本的にありませんが、一応管理会社には連絡を入れておくようにしましょう。
戸建ての時はそこまで気にする必要がありません。基本的にダメなケースはありません。ですが、念のため管理会社に連絡するようにしましょう。
まとめ
アンペア数とは、一度に使える電気の量です。
自分が同時にどんな家電を使うかで必要なアンペア容量が分かります。アンペア数が小さくなるほどお得になることが多いです。
ですので、無駄に多めのアンペア数で契約することがないように、自分の必要なアンペア数をきちんと把握しておくようにしましょう。
賃貸物件のアンペア数の変更は電力会社に申し込めば、基本的に無料で変更してくれます。
ただし、集合住宅の場合は全体で上限が決まっていたり、配線の容量によっては上げることができないケースがありますので、入居してから困らないように、契約前にきちんとアンペア数の変更ができるか確認しておくといいですね。